ガレージ付き住宅にリフォーム...
自分が快適に住むために古い長屋をどのようにリフォームすることができるのでしょうか? 今回も尼崎市の長屋リフォー...
- 2022.03.01
築50年以上前の長屋の基礎は、布基礎という主に界壁の下にだけ基礎を配置する工法で、床下は土というところがほとんどです。
それは当時の基礎の工法が布基礎しかなかったのが現状でした。
しかし木造住宅における基礎の工法が、ここ20年くらいで「ベタ基礎」と呼ばれる、建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支える基礎(耐圧盤)に変わってきています。
ベタ基礎は家の荷重を底板全体で受け止め、建物を支えるため、負荷が分散して安定性に優れることになります。
現代の木造住宅で一般的となっている基礎の方式がこのベタ基礎です。
そこで古家のリフォームの際、構造体の補強を考えると、予算をかけて既存の布基礎と繋いでベタ基礎を設置する事例が増えてきました。

まずは床下に防湿シートを敷き詰め、既存の布基礎にした穴を置けてアンカーを打ち込みます。

そして地面にワイヤーメッシュを敷き詰めてワイヤーメッシュ同志を結束していきます。

もちろん布基礎に位置込んだ鉄筋も結束してつなぎます。
こうすることで布基礎とベタ基礎が一体になり強度を作ります。
このように既存の布基礎と床全体に打設した鉄筋コンクリートとベタ基礎が一体化され、建物に強度が増し耐震化につながります。
また床下にコンクリートを打つことで、床下からの湿気を抑えることになり、構造体の腐食防止やシロアリ対策にもなるのです。
古い家を直すとき、現代の工法を組み入れることによって建物は強度を増して甦るものなのです。


| 築年数 | ー |
|---|---|
| 工期 | ー |
| 面積 | ー |
| 構造 | ー |
| 参考価格 | ー |
この記事を書いたプロ
自分が快適に住むために古い長屋をどのようにリフォームすることができるのでしょうか? 今回も尼崎市の長屋リフォー...
築年数の経過は家の劣化を意味します。 築年数の古い家をお持ちの方は、その建物のこれからを悩まれます。 「これか...
住むこともできない、または値段が付けられずに売れない築年数の古い長屋などの古家を持て余してはいませんか? 大阪...
築40年、50年あるいはそれ以上の古家は現代の生活ニーズに合わなくなってきているだけでなく、居住機能そのものが...
狭小の長屋にお住いの方々から、もう少し暮らしやすい間取りで生活したいというお悩みをよくお聞きします。 狭小の長...
大阪には人気の街、歴史的な街、文化的な街には、得てして多くの長屋住宅が点在しています。 そしてそんな地域は交通...